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2014年10月の記事は以下のとおりです。

今年もイギリス ティールーム巡りに行ってきます!

トリントンで店長を務めさせていただいて、早二年が過ぎました。


色々なかたとの出会いで、
今日のトリントンティールームがあるのですが、
最近ことのほか、感じるのは、
自分が紅茶のみならず、共にいただく食事、
時間、ひいては人生そのものを追及したくて
今に至るのだということです。

話を大きくしても、とうてい纏まるものではありませんので、
今回はお茶とお料理にいたしましょう。


先日も触れたのですが、11月に入るとすぐ、
去年に引き続きイギリス各地を廻る旅に出ます。


コッツウォルズのプディングクラブ、
もとイギリス王室シェフ:キャサリン=ロブさんの
ランチイベント、パブディナー、
陶器ブランド:エマ=ブリッジウォーターでのアフタヌーンティー、
ファームショップでのランチ、
はたまたご家庭に招いていただいてのアットホームなディナーと
盛りだくさん。


イギリスマニアの方にはお馴染みの某紙さまならではの企画です。
さらに私は南下してライという地方でティールームを3件、廻ります。


昨年度に較べると、今年はより幅広く、
イギリスの食というものに触れる企画ですね。

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これは先日の阪急英国フェアの構成にも感じたことでした。


それらを見聞きし、またプライベートでも様々な飲食店さまに
お伺いしてきて気がつきました。
(お写真は神戸のTEAROOM COCOさま、マリアージュフレールさまです!)

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紅茶、ティータイムは私のかけがえのない宝物。
大切な時間と空間です。


が、それと同じくらい、三度の食卓や雰囲気作り、
メニューの構成といったテーブル全般のことが、
私は好きでたまらないのだなあということです。


テーブルに着いてくださったかたが、良い時間を過ごしたと、
さりげなく心が満たされること。

そこに、一番情熱を傾けるかもしれません。


あちこち、そちこちに、そして細部に至るまで


心を配ることは、己の気づきになりますし、
より向上心を伴って日々を送ることができるもの。


なお、期間中はスタッフが心を込めて、皆様をお迎えいたします。

NEW FACE ウイリアムソンTEAの紅茶のサーブも始めます。
(11月5日よりスタートです!)

どうぞよろしくお願いいたします。

深まる秋、深まる La belle vie 2

芸術の秋。
紅茶の秋。

なんて書きながら、いつだってこのふたつとは
生活を共に、しておりますが(笑)
秋の夜長は、殊更に。

トリントンがおやすみの日は、映画館に出向くのが
お楽しみのひとつ。

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外で映画、
自宅では本もしくは音楽が昔からのスタイル。
よって、テレビは持ち合わせておりません(笑)

少しだけ肌寒さを感じるときは、あたたかい紅茶かハーブティを。
たまに気分を変えてワインなんて夜もあります。

その世界観にゆったりと浸ることが、一番の贅沢なので
小道具は意外と重要です。
ものにも世界観が宿るから。

そのささやかな影響を、知らず知らずに受けているのかもしれません。

映画を観た後の夕食は、たいてい自宅で。

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トリントン周辺は、良いお肉屋さんに恵まれているので
お肉と季節野菜のココット蒸し、もしくは煮込みの
バリエーションは無限なんですよ(笑)
この日は牛肉のポトフをつくりました。
2色のかぶらが目にも楽しい。

大切なお皿に、盛り付けて。
普段からきちんと食べることは大切だと思います。
からだも心も、口にしたものが育んでくれるんですから。

…食欲の秋?

やはり、性分のようです。

さて、もうすぐ、イギリス行き。
今回はバーレイ・スポードなどのファクトリーを訪ねます。


ランチイベントや南イングランドのティールーム廻りと、
良い刺激をたくさんいただけそうです。

深まる秋、深まる La belle vie

私の住まいは標準的な1キッチン、1ベッドルーム。
様々なもののコレクション癖もある私は、
当然いつもスペース使いには頭を悩ませます。

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手をかけるほどに、住まいへの愛情が増しますし、
なによりも良い気分で過ごせるから、
インテリアの模様替えは好きなのですが、
そうそう大きなことはできません。

 

一番簡単かつ効果的なのは、カーテンやベッドリネンといった
ファブリックをチェンジすること。

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今回はクッションを秋冬ものにしました。


こじんまりした住居スペースは、意外とどこにいても、
すべてのアイテムが目に入るもの。


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少なくとも、自分の部屋では、好きなものに囲まれて暮らしたいと
願うおんなのかた、多いのではないでしょうか。


思う以上に、眺めることの効果は高いのです。
美しいものは、眼に快く、心を豊かにしてくれるもの。


豊かな心から生まれるのが、内面の美というものだと思うのです。


移ろいやすい外見の美とは違って、人生を通して自分に寄り添うもの。
豊かに生活を、ひいては人生を送るための潤いでもあります。

 

モードともアートとも取れる、美しいものを日々目にして、
触れて、使う日常、
とてもささいな喜びではありますが、
美的感覚を育んでくれると信じています。

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