こんにちは。ティールーム店長 梶原です。
トリントンティールームは9月1日、8周年を
迎えます。
これもひとえに、日頃から応援してくださる
皆様のおかげです。
この場をお借りして、心から御礼申し上げます。
今年はコロナのこともあり、例年のようなアニバーサリーディ
1日だけの限定メニュー等は行わず、9月いっぱい（定休日を除く）
皆様に感謝の気持ちをお伝えする月にさせていただきたいと
思います。
長い期間になりますので、お人が少ない日程で、
またお客様のご都合に合わせて、ご利用いただければと
思います。
その分、華々しい企画等は控え、期間中いつでも、
どなた様にも楽しんでいただけることを一番に考えました。
やはり当店はティールームですから、まずは豊富に揃えた
お茶を、お楽しみいただきたい。
期間中ドリンクのオプション料金はサービスさせていただきます。
ぜひ、この機会に普段は選ばないようなお茶に
親しんでみてください。
お茶の多様性は、その魅力の最も楽しいもの。
お人の世界もそうですが、多様性こそが次なる世界の、
価値観の鍵となると、私は思います。
そしてお食事の後のミニデザートは、懐かしのヌガーグラッセ
をご用意いたします。
開店当初、非常に多くのかたから、お褒めの言葉をいただた
個人的にも思い出深いデザートです。
もちろん、オプショナルとして英国菓子も日々、ご用意
してお迎えしたいと思います。
例年のような賑やかさはないように感じますが、
本来お茶というものは、日常に寄り添うもの。
いつも変わらず、そこにあるもの。
これが、もともとのありようなのかな、と思うのです。
休業が明けてから、戻ってきてくださるお客さま、
また新たにお越しくださるお客さま、
お茶を飲みながら、話し込んでおられるご様子を
そっと拝見するにつけ、
人生にはこのような時間が必要だ、その時間に
そっと寄り添うものをご提供したいと、心づもりを
新たにするのです。
人生には、嬉しいことも悲しいこともありますが、
案外そのどちらでもない、という茫洋とした日が
多いのではないかと考えます。
そんなにドラマティックな日々ばかりでもないのが
ひとの常。
そんないずれの日々であっても、お茶を飲んで、
ああちょっと良い時間を過ごしたと、思っていただきたい。
そういう意味で、ひと月をおもてなしさせていただける
良い機会かもしれません。これもまた、感謝いたします。
皆さま、どうぞこれからもトリントンティールームを
よろしくお願い致します。
ティールーム店長 梶原 真美 拝
