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2013年04月の記事は以下のとおりです。

テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Taylors of Harrogate)が登場しました!

こんにちは!

店長の梶原です。

今日は、とても嬉しいお知らせがあります!

グランドオープンから早半年、紅茶を愛する方々に恵まれて
本当に幸せなトリントンティールーム。

かくいう私が一番の紅茶愛好家なのですから、本当に
ありがたいことです。


当店でお出ししている紅茶は、スタンダードな産地別紅茶と
フランスのクスミティー(KUSUMI TEA)を数種類でしたが、
今日からあらたにイギリスの老舗ブランドテイラーズ・
オブ・ハロゲイト(Taylors of Harrogate)のお茶も
ご提供できることになりました!


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テイラーズ・オブ・ハロゲイトはヨークシャーの
これまた老舗ティールーム、ベティーズが傘下に収めた
名ブレンダー。

ヨークシャーにあるすべてのベティーズのお茶はここのもの。


大阪では、リッツカールトン大阪のザ・ロビーラウンジの
紅茶としてあまりにも有名。


ここのアフタヌーンティは本当に最高。

少し暗さを感じる程の重厚なインテリア、ほとんどの
紅茶愛好家を呻らせてしまうほどたっぷりとした紅茶
(濃さも量も!)、洗練と伝統が絶妙のバランスを
取っているティーフード。


食べきれないほどの量なのに、その質の高さに感嘆しながら、
いつしか三段トレイのティーフードのすべてを平らげて
しまった私。


ベティーズもリッツカールトンも、スタイルは違えど
紅茶飲みにはたまらない名店です。

その名店に欠かせないテーラーズ。そしてヨークシャーティ。


これらの紅茶の特徴?


一言で表すとブレンドの素晴らしさ。

産地別紅茶の味わいとはまったく違うベクトルですが、
味の構成要素のバランスがすばらしく良いんです。

突出したところがまるでなく、完璧に均衡を保っている。

完全な円を描くような技術です。


それでいて、それぞれのブレンドの個性ははっきりと
打ち出されている。

今回の選定に当たって、たくさんの銘柄を飲みましたが、
どれも居ずまいを正してしまうほど素晴らしい紅茶ばかり
でした。


今回、ティールームではその中でも特に気に入った4種を
ご提供いたします。


次回はそれぞれの銘柄をご紹介していきますね。

ストロベリーティ

いちごがどっさり、出回っていますね。

空を見上げると淡いピンクの桜、足元には白と緑のコントラストが鮮烈な雪柳。

そして食卓には真っ赤に熟したいちご。
この季節ならではの、美しい配色です。

ご近所で、たわわに実ったいちごの大きな山を見つけて、思わず購入。
翌日から朝はストロベリーティとなりました。

1日目。

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温めた厚焼きのビスケットに、クリームとフレッシュないちご。
これぞ、ストロベリーショートケイクス!
そしてポットにはたっぷりの紅茶を用意して。
すてきな、贅沢な朝食です。

たっぷりといちごを買いましたので、半分は軽くポーチしておきました。

で、数日後の朝食。

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プレザーブほど煮詰めません。
いちごを軽く煮込んだスープといった感じ。

これにはざっくりとした食感のスコーンを添えます。
たっぷりしみだしたシロップに浸していただくのが最高!

イギリスのクリームティの基本はスコーンにクリーム、いちごジャムというのが
王道ですが、これらをいただくと、いつもストロベリーティを楽しんでいたいという
気持ちの表れなんだろうなと実感します。

そしてウェッジウッドのあまりにも有名な、ワイルドストロベリーの図柄が
長い間愛されている所以にも。

自宅の茶器はバーレイ社のヴィクトリアンチンツのピンクバージョン。
イギリス本国でも製造中止になっていますが、お取引のある業者さんから
デッドストックを手に入れたものです。

5月のバラの季節までは、よく食卓に登るシリーズです。

ストロベリーとダマスクローズって、究極にフェミニンでしょう?
さて、メイクして出かける準備をしましょうか。

私のクリームティは、1日の始まりとともに!

トリントンティールーム 店長の梶原です。

トリントンのHPリニューアルに伴い、blogもあらたにスタートしました。

ここでは、ティールームとプライベートの境目がほぼない、一紅茶好きの日々を徒然なるままに連ねていこうと思います。

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私のクリームティは、1日の始まりとともに!

午後のティータイムは日々営業なので、このお仕事を始めてからというもの、私にとって1日で一番充実したティータイムといえばモーニングティになりました。

最近は自作のスコーン2個に、思う存分クリームを乗せたクリームティが、私の朝食の定番です。
(以前はクランペットにたっぷりバター&ママレードでした)
必然的に、紅茶はミルクに合うイングリッシュブレックファスト的なお味のものに手が伸びます。

ピーククオリティのヌワラエリアもダージリンのファーストフラッシュも素晴らしいのですが、毎朝たっぷりいただく優しい風味のミルクティが、ここのところ最も愛しいのは、きっとそのせいでしょうか。

一人でもミルクジャグに牛乳を注ぎ、室温に戻してから何杯も、たっぷりと時間をかけていただきます。

ぽーっとした頭で、ああおいしいなと感じながら、頭に浮かんだことを雲の端を捕えるようにして思考する、その時間がとても大切。

せめて一日に30分は、無心で紅茶を味わう時間が欲しいので、卵料理やベーコン、その他野菜など料理系はいっさいテーブルに載せません。
強い味があると、そちらに気が散るような気がするのです。

クリームティとは、紅茶を嗜む究極のスタイルだと思っています。

さて、今日も日々強さを増していく太陽が上がりました。
そろそろ支度を始めましょう。

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