トリントンで店長を務めさせていただいて、早二年が過ぎました。
色々なかたとの出会いで、
今日のトリントンティールームがあるのですが、
最近ことのほか、感じるのは、
自分が紅茶のみならず、共にいただく食事、
時間、ひいては人生そのものを追及したくて
今に至るのだということです。
話を大きくしても、とうてい纏まるものではありませんので、
今回はお茶とお料理にいたしましょう。
先日も触れたのですが、11月に入るとすぐ、
去年に引き続きイギリス各地を廻る旅に出ます。
コッツウォルズのプディングクラブ、
もとイギリス王室シェフ:キャサリン=ロブさんの
ランチイベント、パブディナー、
陶器ブランド:エマ=ブリッジウォーターでのアフタヌーンティー、
ファームショップでのランチ、
はたまたご家庭に招いていただいてのアットホームなディナーと
盛りだくさん。
イギリスマニアの方にはお馴染みの某紙さまならではの企画です。
さらに私は南下してライという地方でティールームを3件、廻ります。
昨年度に較べると、今年はより幅広く、
イギリスの食というものに触れる企画ですね。
これは先日の阪急英国フェアの構成にも感じたことでした。
それらを見聞きし、またプライベートでも様々な飲食店さまに
お伺いしてきて気がつきました。
(お写真は神戸のTEAROOM COCOさま、マリアージュフレールさまです!)
紅茶、ティータイムは私のかけがえのない宝物。
大切な時間と空間です。
が、それと同じくらい、三度の食卓や雰囲気作り、
メニューの構成といったテーブル全般のことが、
私は好きでたまらないのだなあということです。
テーブルに着いてくださったかたが、良い時間を過ごしたと、
さりげなく心が満たされること。
そこに、一番情熱を傾けるかもしれません。
あちこち、そちこちに、そして細部に至るまで
心を配ることは、己の気づきになりますし、
より向上心を伴って日々を送ることができるもの。
なお、期間中はスタッフが心を込めて、皆様をお迎えいたします。
NEW FACE ウイリアムソンTEAの紅茶のサーブも始めます。
(11月5日よりスタートです!)
どうぞよろしくお願いいたします。