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新年明けましておめでとうござます

新年明けましておめでとうござます。
トリントンティールーム 店長 梶原です。


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年末、年始と多くのお客様にお越しいただき、それぞれのご挨拶を
させていただきました。

お客様がお顔を見せてくださり、年末年始のご挨拶をかわすことが出来る
喜びを、しみじみと感じているこの数週間です。


本当にありがとうございます。

あんまり大っぴらに表現すると恥ずかしいので、心の中でずっと感激しています。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、皆様はどのような年末年始をお過ごしになりましたか?
アクティブにお出かけ、それともご家族とゆっくり?


私は3日間、お休みをいただき、堺の実家に帰ってきました。

 

そこで3日間、お料理&お菓子を作りまくり、食べまくりしました(笑)
おそば、おせち、お雑煮、新年の決まった御馳走の合間合間に、
タルトタタン、スコーン、アップルブラウンベティ、キャラメルチーズクリームのシフォンケーキ、etc、etc、、、

もちろん、すべてに洪水のような紅茶がご相伴。

 

私も久々、イギリス人並みに、一日に4?5回のティータイムを楽しむことができました(笑)満足です!

 

その時に感じたのは、やはりおいしいと言って食べてくれる人の笑顔の
ありがたさ。
そして、ティールームに足を運んでくださるお客様への感謝の気持ち。

 

改めて、料理は喜びだと実感しました。

作ることは楽しい、そして食べることはもっと楽しい!

それが一人の食卓でも、二人の食卓でも、数人数でも、それぞれの喜びがあると感じます。

だからこそ、食べてくれる方々への感謝の気持ちがむくむくと膨らむのでした。

 

ひとつでも多くの、喜びに満ちたテーブルをご提供できますように!

そんなティールームであるよう、努めてまいります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

トリントンティールーム
店長 梶原真美 

夏の朝に飲む紅茶にはロシアンキャラバンを

8月、まさに夏真っ盛り。

朝早くから公園では、蝉の大合唱
お昼前の歩道には陽炎さえ揺らめくよう。
そうしてやってくるお盆、ご先祖様への供養の季節。
夕方には、涼を取るための打ち水が撒かれている……

こんな風情は、日本の夏ならではで、ふと自分の子供の頃を
思い出したりします。

ひとつだけ困るのが、毎朝の紅茶をいただく時のチョイス。
以前にも一度触れましたけれど、ミルクをしっかり入れた紅茶が
蒸し暑い朝の気分にまったくそぐわなくて。

自宅ではクーラーを使わないから、なおさら。
さりとて、アイスティーだと紅茶をいただいた気がしない。

そんな私の、お気に入りの朝食がこれです。

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大きなグラスに一杯のフルーツピュレに、
ロシアンキャラバン。

ロシアンキャラバンは、遥か昔、シルクロードを
ラクダの背に乗せられて紅茶がイギリスに渡ってきた……
そんなストーリーを表現したブレンド。

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ウィッタード社またはドゥルーリー社のものがお気に入りです。

ウィッタード社のロシアンキャラバンはスモーキーな香りが特徴、
ドゥルーリー社はウーロン茶がブレンドされた軽やかなお味。

いずれもプレーンティで、その繊細なブレンドを楽しみます。

そして、シルクロードの最果て、ジパング。
あふぃにてぃさんからいただいた、和紅茶。

和紅茶の中でもしっかりとした味わい。こうばしい香気。
でも重すぎないところが季節柄、とてもおいしく感じます。

あふぃにてぃさんは、和紅茶についてとても熱心に取り組んで
おられて、色々な提案もされているようです。

http://ameblo.jp/thedayofdays/entry-11558339320.html?frm_src=thumb_module

ロシアンキャラバンも、和紅茶も、
タンニンが強すぎないから、朝の胃にちょうど良いんです。

フレッシュフルーツをふんだんに使ったピュレとも好相性。

フルーツピュレは、ビタミンCやカリウムをたっぷり摂れて、
何より自然な甘味が即座に寝ぼけた脳を目覚めさせてくれます!

ですが、フレッシュ故の「あく」も、それだけいただいていると
気になるもの。

紅茶と交互にいただくと、そのつど味覚がリフレッシュされて
どちらも最後までおいしくいただけます。

朝のグリーンスムージーや、野菜ジュースを習慣にして
おられる方って、けっこういらっしゃると思います。

厳密なマクロビオティックやローフードでは、
本来カフェインはダメなんですけど、
私のように朝のカフェインだけはやめられない!
という方には本当におすすめ!

そうそう、言い添えますと写真のグラスに添えたスプーンは
ディナースプーン♪
バーレイのティーポットとの大きさで、グラスの大きさを
想像してみてくださいね。

今朝の内容はバナナ大2本、いちご6個、
ピンクグレープフルーツ半個で作りました♪

ティーカップ3杯の紅茶とともに、栄養補給はバッチリ!
夏バテしらず)^o^(

美味しいミント緑茶をウィッタードで見つけました!

こんにちは。店長の梶原です。


雨が続きますね。
梅雨生まれのせいか、雨は嫌いではありません。


特に雨だれを聞きながら、お茶を飲んで過ごす午後は
なんともゆったりと時が流れ、少しセンチメンタルな
物思いに耽るにはぴったりの時間です。


雨に打たれる木々は、間もなく照りつけるであろう
真夏の陽射しに備えて、しばしその身を休めているよう。

人間もきっと同じリズムを刻んでいるはずって思います。


さて、間もなくやってくる盛夏のために、ティールームでは
新しいお茶をご用意いたしました。

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Whitterd Chersea 1886 のフレーバー緑茶より、

・モロッコミント
・グリーンアールグレイ

いずれも紅茶ではなくて、緑茶です。


夏は大好きですが、唯一、私がイギリス式ミルクたっぷり
濃厚ミルクティーを遠ざける季節でもあります。


これは日本の夏とイギリスの夏の気候を考えれば、
致し方のないことですね。

7月でも朝晩は薄手のカーディガンが欲しくなる、
イギリスの夏であれば良いのでしょうが、
日本の、関西の夏はまごうことなきアジア。
熱帯夜さえあるのですから。


モロッコミントは、モロッコがお好きなかたにはおなじみですね。


ガンパウダーの緑茶にミントを加えて作ります。
メディナ(旧市街地)には、小さなグラスでミント緑茶を
売る売店がたくさん。

タジン料理とセットでご記憶のかたもいらっしゃいますよね。


良質のこのお茶を、イギリスはWhitterd Chersea 1886 で
見つけました。

スペアミントの品のある香りがステキです。
ガンパウダータイプの緑茶の茶葉は、お湯に触れると
大きく膨らみ、非常にしっかりとした味を出します。


グリーンアールグレイは、ご存じアールグレイの
緑茶バージョン。
ウィッタードのこのお茶を飲むと、どうして今まで
思いつかなかったの!?って思うくらい、
ベルガモットと緑茶の風味が合うのです。


いずれも少し濃い目に出したお茶を氷の上に注ぎ、
アイスティーに。
お好みではありますが、シロップを加えると、
もうこれぞ甘露!と呼びたい涼味。


優雅に涼をとる、コロニアル、もしくはオリエンタルの知恵にあやかってみるのは
いかがでしょうか?