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アロマキャンドルが好き

こんにちは!店長の梶原です。

紅茶とともに、私の生活になくてはならないもの。

それは「香り」。

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私にとっては、メイクよりも香水が、広いリビングよりも
心地の良いルームフレグランスが必需品。

切らしてしまうと、しおれた花みたいな気分になってしまう。


トリントンに足を運んでくださったかたはご存知だと思いますが、
店内には香水やボディクリーム、ルームフレグランスが
けっこうなボリュームで並んでいます。


どれもすべてこだわった、お気に入りばかり。
中でも最近は、イギリスはcanova社のアロマキャンドルが
好きです。

キューガーデンズ(英国王立植物園)認定の品格ある香りたち。


ルームフレグランスは、ディフューザー、ルームスプレー、
エッセンシャルオイルといろいろな形状がありますが、
私は個人的にはアロマキャンドルが一番好き!


キャンドルの灯りだけで夜を楽しむひとときが好き。
たいていは、ボディマッサージをしながら過ごします。


辺りが暗いと、キャンドルのほのかなアロマが
とても印象的に香ります。

普段の生活では、気に止まらないような儚さが愛おしい。

だからでしょうか、置いておくだけで主張するような
強いものよりも、canovaのような品のよい香りが
夜の気分には合うのです。

ひととき、そんな取るに足らない、ささやかなことに
五感を使いたい。

すごく贅沢なことだと思います。

今はフランキンセンス。

キリスト誕生の時、東方の三賢者から使者が贈った香料として
名高いバルサミックな香りです。

その由来からか、爽やかなような、でも何か秘め事を隠したような……そんな物思いに耽らせてくれる、お気に入り。

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今回は東京出張にも持参しました。

このアロマキャンドルは缶入りで、蓋もできるから
旅のお供にも良いのです。

ホテルの部屋に、自分のお気に入りの香りが漂うと
リラックス度が違います。

一気に日中のスイッチがOFFに。

シャワーを浴びて、フランキンセンスの香りを楽しみながら
ヨガめいたストレッチ。

そして朝食をしっかりバイキングでいただいて、
さあ大阪はトリントンに帰ります!

愛しのヨークシャーティ(Yorkshire Tea)

皆様、こんにちは!


前回は思い入れが強すぎて、紙面がつきました(笑)


今回はヨークシャーティ(Yorkshire Tea) のご紹介です。

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ヨークシャーティとヨークシャーゴールドは、

先の2銘柄に較べますとよりordinary tea という表現が

ぴったりです。


概念を日本語に置き換えると、「いつも変わらない、あの味」と

いったところでしょうか?


なんと云っても、ヨークシャー地方を中心に、世界中で

毎日900万杯飲まれているとか!


宮脇樹里さんの著書「コッツウォルズでティータイム」の中に、

イギリス人のordinary teaに込められた思いが、

非常に魅力的に書かれていますが、私なんかはそこから連想する

味わいはヨークシャーティなのです。


この茶葉を語る際、茶葉のブレンドと水質との強い相互関係に

触れないわけにはいかないでしょう。


チャールズ皇太子のご用達、ということも有名ですが、どこでも

変わらない「ヨークシャーティ」の味わいのために、軟水用と硬水

用でブレンドを変えるこだわり。


その強いこだわりが作り出す、褒め言葉としての「普通のお茶」。


日常の生活、ひいては日常のお茶に対するこだわりって、本当の

意味での豊かさだと思うのです。


特別な時に、スペシャルティをいただくより、毎朝大好きな

お茶をたっぷりいただきたい。

そして、それがもたらしてくれる「ああ、おいしい」という

気持ち。

その繰り返しが日常的であること。

その喜びを噛みしめたいのです。


ヨークシャーゴールドは、ヨークシャーティに新芽

(ゴールデンチップ)がたくさん入ったブレンド。

そのため、味わいは非常になめらかです。

個人的には、最初からミルクを入れないで楽しむ数少ない銘柄。

(そう、私は「スプーンが立つほど」濃いミルクティーの

愛飲家です!)

強い味がお好きなかたは、最後までプレーンティで通されるかも

しれませんね。


先のテイラーズの2銘柄とも合わせて、これらのお茶は、

スコーンを筆頭に、クランペットやウェルシュケーキといった、

素朴なお茶請けと本当に合います。


ブレッド&バターや、きゅうりのサンドウィッチも然り。

シンプル・イズ・ベストという言葉を理解するのに、これほど

分かりやすい例はないのではないでしょうか?


さて、かようにテイラーズ並びにヨークシャーティへの愛を

語っておりましたら、なんと晩秋にテイラーズの本拠地、

ハロゲイトに研修旅行が決定いたしました。


片思いではなかったということでしょうか?

今からその日が待ちきれません!

テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Taylors of Harrogate)が好評です

トリントンにお目見えした英国紅茶ブランド、

テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Taylors of Harrogate)。

 

今回、ティールームでお出ししている銘柄は


イングリッシュブレックファースト

ティールームブレンド

ヨークシャーティ

ヨークシャーゴールド


の4つ。


お越しいただくお客様は皆、情報通で何でも良くご存知!

そして好奇心も旺盛なかたばかり!


どれも、打てば響くが如く(笑)ご好評いただいています!

すでにトリントンではスタンダードの様相。

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イングリッシュブレックファーストは、たっぷりミルクを入れて。

毎日何杯飲んでも飽きません。

しっかりとしていながらも丸い味わいには、愛おしささえ

感じます。


ティールームでは通常のカップでサーブしていますが、

私は自宅ではモーニングカップになみなみと注いでいただきます!

お供には、ぜひ薄切りのトーストとマーマレードを!

朝からイギリス気分に浸れること、請け合いです!

 


ティールームブレンドを初めていただいた時の感動を、

私は忘れることはないでしょう。


まずはその水色(すいしょく:紅茶の浸出液の色)。

冴えた紅色の美しさといったら!

いただく前には決まって、見惚れてしまうのです。


そして重厚な味わい。

重いのですが、荒いところがまったくありません。


このバランスの素晴らしさに魅了されて、絶対にトリントンでも

お出ししたい!と強く思ったのです。

そして、それが現実となり、皆様にこうして楽しんでいただけると

いう幸運。

この幸せな出会いに、いつも感謝の気持ちを抱くのです。


お喋りが過ぎました?

それでは今日はこの辺で。

皆様も、どうぞお好みの銘柄と出会えますように!